26歳中間管理職の日記

26歳、中間管理職。上にも下にも、自分にも気を遣って頑張ってます。いろいろ書く雑記です。

「ゆとり世代の市場価値」自体より、それを自分たちがわかっていないことの方が問題

 

大卒で社会人になって、もうすぐ丸3年。

職場内や自分の周りで色々な人の働き方を見てきて、2年目の後半からは(まだまだ未熟ではあるけど)管理者という立場で職場の人や、周りの同年代の社会人を見ることになった。

 

そんな中で思うんだけど…

 

お前ら現状でその程度のレベルなのに雇ってもらっているということに感謝はないの?

 

別に、今仕事ができる/できないの話ではない。意識の問題。

組織や労働環境に文句ばかり垂れて、挙句の果てにあっさり辞めていく。

これに関してはゆとりと言われても何の反論も出来ない。自分たちの世代がヤバいのは十分わかっている。

 

◯ゆとり世代、自分の労働市場における価値わかってなさすぎ問題

 

だいぶ一般的な考え方になってきたけど、現代は社内で色々なポストを経験しながら定年まで勤め上げるよりも、属人的な専門スキルで価値を生み出すことが求められる時代。

「俺の仕事に専門性なんて…」と思う人もいるかもしれないが、よく見ればどんな仕事にも備わっていると思う。

サービス業がますます多様化する中で、例えば居酒屋でもファミレスでも卓越した接客スキルがあれば間違いなく武器になるし、単純作業系の仕事でも効率を良くするアイディアやテクニックを持っていれば、それは貴重な"カイゼン"だ。立派な専門スキルだ。

 

これらの専門スキルは、一般的に習得までに時間がかかる。

よく考えれば当たり前だ。やってみてすぐ身に付くようなものは、専門的でもなんでもない。

 

それなのに僕ら若者は どうしてすぐに辞めたがる?

(ここから「ナンバーワンよりオンリーワンの仕事」みたいなオチに繋げたかった(繋げる気無し))

 

色々ご意見が飛んできそうなので先に言っておくけど、適応障害とかそういう別のファクターが絡むのは別の話。

 

---------------------------話が脱線します---------------------------

 

Twitterでものすごい勢いでRTされてる、みんなが大好きな「今の会社がツラいなら辞めるべきだ。全力で逃げろ!」みたいなpost、確かに大事なことだけど全部が全部そうじゃないよね?って思うの、得も言われぬ違和感を覚えるの、僕だけ?

 

---------------------------脱線終わります---------------------------

 

あくまで一般的な「若者がすぐ辞める」話で、それはあまりにも意義の低い選択だと思う。

 

「ここじゃ給料低くてやってらんねーわ!」とか言ってる大学卒業してすぐの社会人や非正規雇用の若者、たまに見かけるけど…

 

それはあなたの市場価値が低いからでは???

 

専門スキルの無い人材を雇うのも、高いレベルで業務をこなせる人材を雇うのも、組織としては「利益を最大化させる」という最大目的実現のための"投資"。

投資は、その人材によって生まれる利益で組織にペイ出来る、という期待があるからするのである。

その可能性がまだ低い状態の人材に対する投資額を下げるのは当然だろう。

 

 じゃあ何故、スキルを持たないまっさらな人材を雇うのか?

それは、将来的な成長を見越しての先行投資だから、ということに他ならない。

そのために組織は幾重にもわたる採用試験を行って、投資額以上の価値を生み出してくれそうな人材を選ぶ。

被雇用者の私たちは「選ばれて、雇ってもらっている」のだ。

学卒後数年の若手社員時代、このことを理解しているのといないのでは、社会活動における立ち振舞い方で大きな差が出ると思っている。

自分という人材が組織におけるある種のコストであり、その投資に見合った、あるいはそれ以上の価値を生み出そうと理解し、行動すれば自ずと専門スキルが上がり、市場価値も高まることが期待できるからだ。その逆は…言うまでもない。

 

◯自分の市場価値を見誤る、ということは結構な問題だ

 

「向いてない!」「給料低い!」「なんか辛いし!」

→「「「まだ若いし、他行けば何とかなるでしょ。やーめた!!!」」」

 

気持ちはわからないでもないし、"若い"というのは確かに転職市場で武器になる。

けど、簡単に辞めるという選択をした、その先に待っているのは…

 

  • 専門スキルが身に付く前(市場価値は著しく低い)に辞めグセが付く
  • 履歴書に無駄に増える会社遍歴
  • 「すぐ辞める奴は雇いたくない」という組織が多いのは、一般的に考えて当たり前。就職の選択肢が減る
  • 俗に言う「ブラック企業」くらいしか選ぶところが無くなる…

 

結局、自分が今よりもっと大変になるだけだよ。このことに気づかずに辞めていく人が、僕の周りには結構多い。

上記のプロセスで現状よりも良いと自分が思える条件の組織に入ることが出来たら、それは相当運が良いということだ。

「運も実力のうち」で、その人に備わった何かがそうさせたのだろう。何も恥じることではない。

 

でも、残念ながら大多数の人はそうはいかないだろう。

 

◯若者が「自分の市場価値」という視点を持つにはどうしたらいい?

 

まず僕の持つ理想を書くと、高校の授業でキャリアに関する教育をやるべきだと思っている。

これからの時代、これを義務教育のひとつとしてもいいかもしれない。

 

今、帯広という「田舎」で過ごし、働いていて肌で感じるけど、ほとんどの人は高卒で就職する。

大学へ行く者は札幌や東京などの他都市に行き、たいていそのまま就職してしまう。

世間一般の考えを拝借して、仮にそれらの学生を「優秀な学生」とするならば、地元に残り、地域を支えていかなければいけない人材は…?

 

たとえ高卒でも、ブレないキャリアパスを持って社会に出ることができれば、目の前の出来事に揺らぐこと無く、自分の市場価値を高めながら有利に仕事をすることが出来るだろう。

だからこそ、高校卒業後からのキャリアについて考える機会の、もっとしっかりしたものが必要なのだ。

年に一度のキャリア講義、みたいなのなら既にやっている学校も多いだろうが(僕も高校時代に受けたことがある気がする)、体系化された一貫性のあるものがあればいい。

 

ただ、前置きしたように、これは将来社会に出る若者のための理想の話。

僕達のように既に社会人になってしまった人間は、どうしていくべきか。

 

方法は様々あると思うが、その一つとして「明確なキャリアパスを描いて、そのゴールにたどり着くために必要なスキルを把握し、目の前の仕事(作業)を漠然とこなすことをやめて必要なスキルの研鑽に努める」ということは挙げてもいいだろう。

それを実現するための支援制度が社内にあればぜひとも使うべきだが、残念ながら備わっていない組織も多いだろう。

だからと言って、環境のせいにしてはいけない。自ら考えて、動かなければいけない。

 

このことを周りにどう伝えていくか、25歳なりにできることを考えて実行していきたい。