26歳中間管理職の日記

26歳、中間管理職。上にも下にも、自分にも気を遣って頑張ってます。いろいろ書く雑記です。

大学時代を「どこで過ごすか」は、案外その後の人生に影響したりして。

今朝、Yahoo!ニュースをぼーっと眺めていたら気になったニュース。

※2017/07/04リンク切れのため削除

 

 

何を言ってるかというと…(記事の内容より抜粋)

 

若者が生まれ育った地元に定着し、地方創生の担い手となることを目指す。

 

「地方から東京圏への人口流出に歯止めをかけ、東京一極集中を是正するためには、地方に仕事を呼び、人が仕事を呼び込む好循環を確立することが重要だ」 

 

本当にそうすべきなんでしょうか?

 

 

上の記事を読んだ僕の感想ですが。

 

 

若者が生まれ育った地元に定着し、地方創生の担い手となることを目指すのが"目的"なのだとしたら、その"手段"として「地方から東京圏への人口流出に歯止めをかける」のは少しズレてるなぁ~という気がするのです。

仮に、お望み通り「東京まで行く必要無いな。地元でいいや」となったとして、本来東京で得られたはずの学びや知識、何より経験を同じだけ地元で得ることが出来るのか?っていう話じゃないですか。

短絡的な理論で地元に縛り付けようとするのは、自由さと多感さを最高に兼ね備えた大学時代にものすごい機会ロスですよ。地元しか知らない若者に、その土地の未来を託すのは、少し心許ないし。

 

 

このニュースにもう一つ足りない観点は、「東京圏から地方に大学生を呼び込む」ということ。

定着し、地方創生の担い手となるのは地元出身の子じゃなくてもいいはず。

 

「地方から東京圏への流出」と「東京圏から地方への流入」を数で比較すれば、今は圧倒的に前者の方が多いんだろうけど、国として取り組むならまず後者の数を増やすことだと思うんですよね。

じゃあ、そのために何が必要なのかと考えれば…

 

  • 東京圏から地方へわざわざ行く(親からすれば行かせる)に値するレベル、もしくは特性を持った教育
  • 多感な時期に様々な良い経験の出来る地域環境(地元とは違う規模感のインフラ、地元には無い文化など)

 

このあたりでしょうか。どうせ金かけるならこっちでしょう。

単純な話ですけど、学生が増えれば「学生街」が形成されて、その恩恵に預かるお店も増える。こっちの方が「地方創生」感あると思うんですが……。

 

 

ちょっとゆるい話に脱線。

大学時代に地元を離れて暮らしてみるっていうのは、とても素晴らしい経験だと思います。

その際に「どこで過ごすか」っていうのも結構重要で、案外ここがその後の人生にも影響したりするんじゃないかと。

 

地方から大学進学を機に東京に出て、人の多さに驚きつつも故郷にはなかった多様で最先端の文化に触れ、刺激的な日々を送る。同時に、離れてみて初めてわかる地元の良さにも気づいちゃったりなんかして、「卒業したら地元戻ろうかなぁ」なんて思う。

 

良いじゃないですか。

 

東京からなんとなく北大に進学して、焼き弁とホットシェフのカツ丼のヘビーローテーション。深夜にうっかり見てしまった水曜どうでしょうクラシックやらブギウギ専務やらに影響を受けて、4年間の学生生活を終える頃にはすっかり道産子気質に。「ここで働くかぁ」と、なんとなく北海道残留を決める。

 

これもまた良し。

 

かく言う僕も北海道から関西の大学に進み、4年間でエセ関西弁と「♪ホテルニューアワジ」の歌い方くらいはマスターしました。ヒガシマルのうどんスープが好きです。

 

結果的に「やっぱ北海道だな」と思って地元に戻り仕事をしていますが、関西は「第二の故郷」的な感じで今も親近感がありますし、住んだからこそ肌で感じられることも多々あって視野も広がって、関東ではなく関西で4年間を過ごせて良い経験だったなと我ながら思います。

 

こんな経験、地元にずっと留まっていたらできませんよね?

 

 

思ったより長くなってしまった…

 

「地元のことは地元の人に任せて」は限界がある。

その辺も含めて、有識者の皆さんに考えていただけたら嬉しいなと思います。