26歳中間管理職の日記

26歳、中間管理職。上にも下にも、自分にも気を遣って頑張ってます。いろいろ書く雑記です。

喜びの涙

 

試合終了を告げる長い笛が札幌ドームに響き渡った瞬間は、まだ実感が湧かなかったのだと思う。

周りの仲間たちと軽くハイタッチを交わし、長らく待ちわびた"勝利"を静かに喜びあった。それが自分の自然な反応なんだと思った。

 

しかし、整列での挨拶が終わるやいなや、ゴール裏のチャントに手拍子で応え、そして自分が劇的ゴールを決めたかのようなガッツポーズを繰り返した俺達のエースの姿を見て、今日の"勝利"が持つあまりにも大きすぎる意味を思い出してしまった。

 

そこからは、涙が止まらなかった。

 

 

スタジアム全体が歓喜に包まれる中、目頭を熱くする僕にさらに追い打ちをかけたのは他でもない、コンサドーレの選手たちの「笑顔」だった。

 

今シーズン、今日でリーグ戦は10試合目の観戦。

ホームとアウェイが半々で、どういう巡り合わせか、まだ勝ち試合を見ることが出来ていなかった。

だから、今日が今季観戦初勝利。

 

思えば、試合後にゴール裏に来てくれる選手たちには、負けを引きずって欲しくなくて、前を向いて欲しくて、必死に持てる限りのポジティブな言葉を叫んでいた。

鳥栖で、鹿島で、ゴール裏のサポーターたちを直視することさえ出来ないくらい落ち込んでいた選手たちが、笑顔で僕らに手を振っている。

 

今日は、枯れかけの声で、悔しい気持ちを押し殺して前向きな言葉を叫ばなくて良いんだ。

 

そう思ったら、また涙が止まらなくなった。

 

 

劇的でも何でもない今日の勝利を、僕は去年の「フクアリの奇跡」と同じ箱に入れて、大事に心の中にしまっておくことだろう。

 

信じて続けていれば、何かが変わる。何かを起こすことができる。

 

これからリーグ後半戦を戦い抜くために必要なことの欠片を、前半戦の最後に手に入れることが出来た気がする。

残り17試合、僕たちサポーターも変わらず、いや今まで以上に自分たちのやっていることを信じて、続けよう。

 

喜びの涙とともに、今シーズンを終えることができるように。