26歳中間管理職の日記

26歳、中間管理職。上にも下にも、自分にも気を遣って頑張ってます。いろいろ書く雑記です。

【書評】カフェオープンに憧れたらまず読むべき本-飯森麻純『ふつうの女性がカフェを開いて10年続ける方法』

タイトルの「カフェを開いて10年続ける」が実はどれだけ凄いことかというのは、「開業10年後には1割しか残らない」というデータを見れば明らかです。

 

その廃業率は非常に高く、1年未満で閉店した割合は34.5%、2年以内で閉店した割合は15.2%。合計すると49.7%となり、約半数の飲食店が2年以内に閉店しているというデータもあります。さらに、開業3年では約7割が廃業し、10年後も営業している飲食店はわずか1割程度と言われています。

10年間生き残れるのは1割…厳しさ増す飲食店経営の現状 - ライブドアニュース

 (ちょっと古いソースですが…)

 

本書は、アパレルメーカーで営業としてお仕事をされていた著者が"脱サラ"でカフェを開業するまで、そして開業から10年で法人化するまでの軌跡がリアルに記されています。

 

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大事なのはコミュニケーション力

 

本書を読み通して、最初に出てきた感想が「このオーナーのお店に行ってみたい!」でした。

 

カフェオーナーに大切なこととして「お店のコンセプトを明確に定め、そこから外れないこと」繰り返し述べられています。

著者である飯森さんのお店・cafe masumiyaのコンセプトは「働く女性がリラックスできるカフェ」で、これを女性オーナーとして貫き通したからこそ、上手く行ったんだなぁと納得。

確かに、コンセプトがブレブレですぐに廃業するお店、たくさんありますもんね…

 

それに加えて、様々な面で順調なことばかりではなかった10年間を生き残ることが出来たのは、オーナーである飯森さんの持つ「コミュニケーション力」と、それをベースにしたバランス感覚の良さだと感じます。

書かれている数々の失敗エピソードを真摯に受け止め、改善につなげてきたのも、オーナー自身がコミュニケーションをすることで培ってきた「良いことも、良くないことも言ってもらえる環境」と、それを取捨選択するバランスなのかなと思います。

きっと、そのまま会社に残られても良い上司として、部下や後輩たちに慕われていたことでしょう。

 

そんな、一本筋の通った哲学を持っていて、それでいてコミュニケーション力を兼ね備えているオーナーがやっているカフェ、行ってみたくなりませんか?

僕は既に行く気満々なので、次に東京に行くとき、友人と約束しているランチをこの店にしようと決めました笑

 

 

この世の中には「いつかカフェをやってみたい」という憧れを持つ人はたくさんいるでしょうし、そういう人達に向けた指南書のようなものが、書店に行けばたくさん並んでいると思います。

でも、その前に本書を手にとって欲しい、というのが僕の思いです。

 

何故なら、僕自身がカフェ開業に憧れを持つ一人で、非常に良い意味で現実を知り、そしてその憧れを実現させるための道筋が見えたからです。

(僕の場合、ずっと店頭に立ち続けるというよりは、実務責任者を他の人に任せて事業の1つとしてやりたい、という感じですが)

 

もちろん、実際に開業することになれば「あれとあれが必要、役所への手続きは…」といった内容のチェックリストのような指南書を読む必要が出てくるかと思いますが、そのへんのざっくりした話も本書に含まれているので、イメージは十分に掴めます。

本書を読み、少しでも自分の内側に情熱が湧き上がってきたら、そして今動き出せるタイミングにあるなら、事前準備だけでも動き出すべきだと思います。

 

「いつか」ではない、今動く!

 

締めくくりの節にこの話題を持ってきたのは、著者・飯森さんの「これからカフェを開業しようとしている人へのエール」であると強く感じます。

僕も主たる勤め先でのキャリアプラン(理想)が定まりつつあるので、それに合わせてコンセプトのブラッシュアップや市場調査などをしていきます。

 

 

【26歳中間管理職の書評】

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