「シューイチ」という日テレの番組で、北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手のインタビューが放映されていた。
インタビューの内容は、学生時代の成功から一転、プロ入り後の挫折、松坂大輔の現在の活躍に励まされている、最後に「これからは1勝でも多くできるように頑張る」という抱負……という、まぁわかりやすい構成だったのだが、このVTRを見ていたコメンテーター(お名前失念)の一言が妙にエモく、頭から離れずに困っている。
「それでも、"Life goes on"というか、人生は続くわけですよね」
本当にそうなんだよなぁ…って。
当たり前のことなんだけど、重い。
「それでも」
生きていると、しんどいこととか心が折れてしまいそうになることとか、色々ある。
それでも、Life goes onなんだ。そんな中で、何が出来るか。
ファイターズファンだけど、特別好きでも嫌いでもなかった斎藤佑樹投手に、ちょっと期待してみようと思った。
世間に「もうダメだろ」と言われ、もがき苦しむ中でどんなことをして、何を成し遂げてくれるのか。その過程に、どんなドラマが生まれるのか。
一つひとつの瞬間を、目に焼き付けたい。