27歳中間管理職の日記

27歳、中間管理職。肩書にとらわれず、ただ社会人としての価値の向上を。いろいろ書く雑記です。

190403 #10分エッセイ「僕と旅、その原点」

今日も10分。出張に向かうJR車内で。

「出張」と言っても、札幌市近郊へのちょっとしたおでかけかけみたいなものだから、特急は使わずに普通車でのんびりと。

旅好きの僕の原点はこの各駅停車の列車旅にあるので、今日はその話を。

 

 

2017年1月1日、新潟駅の改札を出た瞬間、僕は47都道府県完全制覇を達成した。

このとき、25歳と5ヶ月。

 

制覇に至るまでに多くの旅を重ねてきたわけだけど、その"原点"とも言えるのが、高校2年生のときの、札幌駅から東京への普通列車乗り継ぎの旅だった。

旅の目的は、東京ドームでのファイターズの試合を見に行くこと。当時は関東限定だったチャンステーマ「チキ・チキ・バン・バン」をやってみたい、とかそんな理由だった気がする。

旅の動機は今と変わらんな…笑

 

数年前に廃止されてしまったけれど、当時は22時ちょうどに札幌駅を発車して、一晩かけて青森駅を目指す「急行はまなす」というのがあって、地域限定版の青春18きっぷ的な乗り放題きっぷ「北海道東北パス」を握りしめて、硬い椅子に身を委ねながら青森を目指した。

早朝、寝不足のまま青森に着くと、そこから列車乗り継ぎの旅が始まる。

 

八戸、盛岡、一ノ関、小牛田、仙台、福島、新白河、黒磯……

 

携帯電話は持っていたものの、乗り継ぎの時刻はすべて家で調べて、覚えたてのパソコンでA4用紙1枚に自分でまとめて印刷したものを持参していたから、乗り換えの駅は今でも全て覚えている。

途中で現地の美味しいものを食べる余裕もあまりなく(時間的にも金銭的にも)、必死に乗り継いで目的地である東京にたどり着くのは、札幌駅を出発して約24時間が経とうとする頃だった。

正直今はこんな規模の旅は体力的に出来ないし、やりたいとも思わない。笑

 

ただ、この旅から僕が得たものはとてつもなく多かった。

東北地方を少しずつ南下していく中で、出会い・触れ合う人々の喋り方がこんなにも違うのかと驚き、車窓からの風景が田舎、都会、また田舎……と変わっていく様子の面白さに気づき、乗り継ぎ駅のキオスクで地域限定の商品を探す楽しみも知った。

ライジング・サン・ロックフェスティバルを見終えて関東方面に向かう人たちと旅の日程が重なり、激混みで2両編成の普通列車に乗れず、予定していた乗り継ぎが出来ないハプニングもあった。けど、冷静に対処すればなんとかなる、ということも学んだ。

それらすべてをひっくるめた「旅の楽しさ」を覚えたのは、間違いなくこの長旅だろう。

 

旅をして得られるものは、本当に多い。

非日常に飛び出すことで気分を新たにし、癒やしを得て、見聞を広める。

 

「旅に出る」ということに対してのハードルは、低い方が良い。

そのきっかけは、一つの旅だったりする。少なくとも、僕の経験ではそうだ。

 

【今朝の空】

 

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721系車窓より。

今日も良い日にしましょう。