久しぶりにサポーター論的なやつ。
そんなに重い内容ではないので、ゲーム前夜ですがお付き合いいただけると嬉しいです。
◇
先週土曜日のホームマリノス戦は、お昼まで仕事だったので途中からの参戦でした。
あえてスコア見ずに仕事終わりでドーム到着してこれの嬉しさったらないね。 pic.twitter.com/lE9iTwx4xO
— こにし@ほめるサポーター (@knight24_k) April 20, 2019
美味しいところ2つ見られなくても、最後に笑えればいい。
いつも一緒に見ている仲間に、必要最低限あとから来る僕の分だけ1席取っておいてもらったんですが、さすがに応援バリバリやってる中にスーツでふらふらと入っていくわけにもいかないので、前半終了まではゴール裏上段の空いている席に着席して見ることに。
今回のブログは、そこでの気づき。
「結果:ミス」をどう見て、どう反応するか
ご存知(?)ポジティブおじさんこと僕は、選手(あるいはチームとして)の意図あるプレーに対しては、必ずどんな結果でも拍手をするようにしています。
ロングフィードが全然届かない位置に飛んで行ったとしても、守備でチャージした結果危ないところでファールになったとしても、荒野選手のシュートが宇宙を開発したとしても。
これは僕だけではなくて、ゴール裏の「熱烈サポーターゾーン」と呼ばれるエリアの人たちは、結構やっている印象があります。
「狙いはいいぞ」「それしかないから、続けていこう」そんな言葉も添えたりして。
しかし、初めて身を置いたゴール裏後方の着席OKゾーンは、そうではありませんでした。
過程や狙いの如何にかかわらず、「結果:ミス」に対するリアクションは、ほぼ無し。
叱責がない分まだマシなのかなぁとも思いましたが(負けている展開ならその限りでもないのかもしれませんが)、このあたりが違いかなぁ、と。
スタジアム全体の価値観の創造
ただ、後方に座ってみてポジティブな気付きもありました。
ぼーっと見ているだけなのかと思っていたのですが、実は後方で座っている人もちゃんと手拍子してくれているし、なんならコールやチャントも結構いい感じの声量でやってくれています。
それこそ、真ん中に混ざってやっても全然遜色ないくらい。
しかし、それでも後方に陣取ることを選んでいるのには、やはり理由があると思うわけです。
大きな声を出すのが恥ずかしいとか、やり方がわからないとか、まだ率先してやる自信がないとか(ちゃんと本人たちに聞いたわけじゃないからわからないけど)
で、僕はこう思ったわけです。
真ん中の人たちが、コールやチャントと同じように、一つひとつのプレーに対するリアクションも「こうやればいいんだよ」と示してあげればいいんじゃないか?と。
それぞれの応援はコールリーダーから発生して、中心部からだんだん外へと広がっていきます。
(最近あんまり聞かないけど)「オールコンサドーレ」として、スタジアム一体となって応援するんだったら、プレーに対するリアクションもそういう形で伝播して、みんなで同じ目線で出来たらいいなと思います。
◇
何がいいたいかと言うと、結局このテーマにおいても一番頑張るべきなのは、後方に陣取っている人たちではなくて、真ん中で意思を持ってバチバチやっている人たち、ということ。笑
僕らの声援は選手たちの物理的なパワーには多分ならないけど、スタジアムの雰囲気を作り上げて、ちょっとしたところでの審判の判断を自分たち寄りに引っ張ってくることくらいは出来る。
その力を、チームにとって良い方向に使うために、細かなところでもポジティブでありたいなと思います。しょーもないことにブーブー言うんじゃなくてね。
明日のヤマハスタジアムは、ゴール裏からピッチが目の前。
サポーターの反応は、良くも悪くも選手にすぐ伝わる距離。
特に最前列、2列目あたりに行く予定の人達には、前向きなサポート・リアクションをお願いしたい。僕は明日行けないので、託します。
良い雰囲気保っていきましょう。頑張ろう。